発作

昔と比べて大分回数は減ったけど、まれに発作がおきます。

この発作を何と表現すればいいのか困るのだけど、

人間として逃げようがない死に対する絶望感と

宇宙の中で自分の存在が抹消されていく恐怖感に捉われて

パニックになり、吐き気を催して、頭の中が真っ白になる状態を指します。

この症状が出ると、気持ち悪くなると同時に

「どうしようどうしようどうしようどうしよう」

「やだやだやだやだ」

と、もがき苦しみます。



この発作の一番のピークは小学生の時。

お風呂に入っている時や、寝る前とか、ふとした瞬間に発作が起きて

顔が真っ青になり、意識が飛びそうになりました。

多分ひどいときだと、一週間に何度も。



大人になった今、目覚めている時間にその発作が起こることはなくなったけど

寝ている時に、フラッシュバックのように発作が起きます。

幼い時に形成されたシナプスが、寝ている最中に何かのきっかけで起きだすのだろうか?



で、昨晩も久々に発作が起き、パニックになって目覚めました。

精神病のこととか調べてみても、この発作に当てはまるような症状もないし

あえていうなら、小学生低学年の時に大きな手術をしたことがあるのだけど

その恐怖感からPTSDになった??とか。。(素人なので、勝手な推測。。)



以前は、発作の根本原因を解消しようと

それこそ死ぬほど(苦笑)、深く悩んで苦しみました。

今でこそ、こうカミングアウトできるけど

幼い頃は、この精神状態を誰かに相談するという発想もなく

一人で思い悩んで、潰れそうだったな。。。

で、そんな子供の私が結局出した結論は

「先はまだ長いから、死についてはもう少し大きくなったら考えよう」

「ひとまず発作と折り合いをつけていこう」

でした。




でもふとした瞬間に発作が起きてしまうのは、私の中でやはり死について受け入れられていない証拠なのかな。

大きくなった今、また死について向き合ってみた方がよいのだろうか…。

それこそ人間いつ死ぬか分からないし

死を見据えないと、今を十二分に生きることも出来ないという先人の言葉も理解できるし。

でも、精神的にしんどいんだよなぁ、この作業。。。

ただ、今、私が人生に幸福感を感じられない原因は、ここにある気もするし

もう目を逸らしちゃいけないのかな。

葛藤。。。。。