読書感想文

今、私の中で勝手に「唯川恵、強化週間」が開催されているので（笑）、二冊読んでみました。以下、感想文。

ベター・ハーフ (集英社文庫)

現実によくありそうな、夫婦の物語。修復できないほど関係が壊れていながら結婚生活を続ける二人。そんな二人の日々から見えてくるものは･･･。人のせいにしないこと、いつでも相手に思いやりを持つこと、思いは伝えること。当たり前のことだけど、最近の自分に欠けていた大切な生き方を思い出させてくれた気がする。

泣かないでパーティはこれから (幻冬舎文庫)

笑っちゃうくらい、一気に不幸が訪れたOLのお話。唯川恵の本って、どの本も自分のような女性を主人公にするから、すごく共感してしまいます。そして、いい意味でストーリーにvagueさがあって、より現実味がある気がする。人生って、白か黒かつけられないことの方が多いのよね…。完璧主義を直したいと思っている私にはいい勉強になります！