七夕の時期になると

今日は七夕。織姫と彦星って、恋人同士じゃなく夫婦らしいね。そんな七夕の頃の思い出を一つ。


もう何年も前になるけど、七夕の時期に好きな人に告白したんだよね。確かその日は雨が降っていて、二人で傘をさして歩いてた。告白するまで、ずっとドキドキして、苦しくて、でも伝えないと、これ以上心が掻き乱されるのが辛くて。

二人の話が途切れた時に、思い切って「好きです」って伝えたんだよね。私は恥ずかしくて、下を向いて傘で顔を隠したけれど、相手はびっくりして「え」って絶句してたwまぁ私は恋愛感情は、顔にも態度にも基本一切出さないから、気付いてなかったんだろうね。


結果として、私は振られた。


「僕は僕で好きな人を見つけるから、君は君で他の人を見つけるんだよ」という一言は「君ではだめなんだ」という決定打。変に期待を持たせることなく、はっきりと断ってくれるところが、思いやりのあるその人らしいところ。悲しいはずなのに、「この人を好きで本当によかった」と、心のどこかでちょっと嬉しく思ったのを覚えています。

そして、別れた後にもらった「嬉しかったよ、ありがとう」というメールで、「あぁ、あたし、振られたんだ」と実感し、私の恋も終わりを告げました。

今振り返っても、甘酸っぱくて、心が揺れるのは、一生に数回しかできない本気の恋だったからだろうか?熱しづらく冷めにくい性格なので、今でもその人のことは(人として)好きです。

とまぁ、七夕の時期になるとそんな思い出がふと蘇ってしまう訳です。

ちゃんちゃん。