東京戻って来ました!

タイトルとは関係ないけど、最近読んだ本のレビュー。

自分で選んだ「今」なのに、今を一生懸命生きることって難しいと思う。辛いことがあると他に目をやりたくなる。だけど、覚悟を決めて踏ん張ることも大切なのだね。



親しい人といると不機嫌になる。それは、その人に精神的に依存しているからだと言う。その人に、自分の人生の責任を持ってもらいたい。自分が持つ不満の原因にしてしまいたい。自分自身に満足できていなくて、精神的にも自立できていない証拠のような気もする。自分の人生に責任を持つのは厳しいことだから、放棄したい、誰かに甘えたい。きっと深いところでそんな思いがあるのだろう。私自身を振り返ることができただけでなく、常に不機嫌な母にも読ませてあげたい一作。



20代女性って、みんな似たようなこと悩むのかな。私はこのままでいいの?結婚は?仕事は?本当の幸せって?これからどうやって生きて行けばいいの?読み終えて抱えていた悩みが解決した訳ではないけれど、元気をもらえた気がする。



キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか (幻冬舎文庫)

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか (幻冬舎文庫)

彼が貸してくれた一冊。出来そうで出来なかった沢山の小さな挑戦(電車で迷惑な人を注意するなど)が満載。さくっと読めて、面白かった。



検屍官 1 (講談社英語文庫 98)

検屍官 1 (講談社英語文庫 98)

この本、結構有名だよね。一度読んでみようかなーと思って、手に取った一冊。最初の方はあんまり面白いと思わなかったんだけど、最後の方はグイグイ引き込まれて、息もつかさぬ展開だった。サスペンス好きにはお勧めです。